当院ショートケアについて

2007年5月より、メンタルクリニックMatobaにて「精神科ショートケアプログラム」を始めました。

 


精神科ショートケアとは?

 ご家庭で生活しながら、外来治療を受けている方を対象とし、仲間と共に様々な活動を通してその人らしい社会生活を実現することを目的としています。

 

たとえば、こんな方におすすめです

・バイトや仕事に就きたい、または長続きさせたい

・人付き合いのスキルを学びたい

・考え方や行動の幅をひろげたい

・病気を理解したい

・メリハリのある生活を送りたい

・規則正しい生活習慣を身につけたい

                             …などなど

 

どんなことをするの?

 5〜10人くらいのメンバーが集い、SST(生活技能訓練※1)、認知行動療法※2、病気に関する勉強、レクレーション、創作活動などをします。

 これらの活動を通して、今自分が抱えている問題と上手く付き合う方法を探したり、今より少しでも生活しやすくなるように、スタッフをはじめ参加者みんなでサポートしあっていきます。


※1SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング)とは…

コミュニケーションの技能を高める訓練の一つです。相手の気持ちや意図を理解し、自分の気持ちや考えを伝え、人間関係をよりスムーズにしたり、ストレスを少なくしたりする技能・技術を身につけます。


※2認知行動療法とは…

人間の気分や行動が、「認知(考え方や受け取り方)」によって影響を受ける」という理解にもとづき、その認知のあり方を修正したり、問題に対処したりすることによって、気分の状態を改善させることを目的とした精神療法です。

 

スケジュール

時間 内容
 9:50〜10:00

  朝のミーティング

10:00〜11:00

  プログラム(前半)

11:00〜12:00

  プログラム(後半)

12:00〜12:15

  片付け

12:15〜12:30

  帰りのミーティング・解散

活動時間、場所

時間:毎週 水・金  9:30〜12:30

場所:メンタルクリニックMatoba 2F

  (最初に1F窓口で受付を済ませてから2Fへ来てください)

 

費用

 ショートケアには各種保険が適応されます。参加日ごとに再診料と精神科ショートケア料の一部負担金(3割負担で1,110円)を毎回窓口でお支払い頂きます。

 また、活動内容によっては一部負担金が必要な場合があります。

 

 詳細やお申し込みは院長または受付スタッフにお気軽にご相談ください。

 なお、現在は対象者を当院通院中の方に限らせて頂いております。